おっさん社内SEエンジニアの勉強ブログ

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SAA学習-S3-オブジェクト所有者の変更

前回のテーマの操作で最後のコマンドを活かすため、連続してカリキュラムを消化します。

今回のテーマ:オブジェクト所有者の変更

概要

オブジェクト所有者

  • オブジェクトはアップロードしたユーザーがオブジェクト所有者になります。(概略図は下記になります。)
  • デフォルト設定ではオブジェクトには、オブジェクト所有者のみがアクセス可能となります。
  • オブジェクトの所有者は、アクセス制御で他のユーザーにアクセスできるように変更する権限を有します。
  • 署名付きURLを作成し、一時的な認証情報を付与することにより、ユーザーに期限付きURLを発行できます。

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実施概要

  • 1.オブジェクト所有者をアカウントBに変更する。
  • 2.オブジェクト所有者を変更するACLを付与しながら、アカウントAのIAMゆざーからオブジェクトのアップロードを実施

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実際の手順

オブジェクト所有者変更

  • アップロード先のマネイジメントコンソールより、S3-バケットアクセス許可タグへ移動する。

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  • オブジェクト所有者を検索し、編集するをクリック

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  • 希望するバケット所有者を選択し、変更の保存をクリック

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オブジェクト所有者変更後の確認

  • ターミナルを起動し、アップロードするディレクトリのカレントへ移動する。(cd コマンドを使用しパスを移動します。)

コマンド

cd (移動したいローカルのフォルダ)

コマンド例:

cd C:\local_workbench\AWS-docs
  • ファイルを作成したS3バケットへアップロードする。(実行するIAMユーザーに権限移譲も併せて実施)

コマンド

aws s3 cp (コピーしたいファイル) (作成したS3バケット) --acl bucket-owner-full-control

実行結果例

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今回のテーマは以上です。

補足:

AWSアカウントを作成する際のメールアドレスのローカルパートは区別しやすい値の方が確認が取れやすいです。