おっさん社内SEエンジニアの勉強ブログ

勉強記録のブログとなります。

Amazon FSx On-Demand Workshopsを可能な限りコストで動かしてみた

実際のWorkshopリンク先:

github.com

無料枠を若干超えるため勉強コストに余裕がある際に実施した方がよいかと思います。
なお、WorkShopを実行する際はCloudFromationで実行するため、
概要を把握しておいた方がよいです。

構成図:

f:id:In-houseSE:20210916110940p:plain

yamlファイルの編集

デモ用のCloudFomasionの指定先はTokyoリージョンにある「Deploy to aws」を選択します。

f:id:In-houseSE:20210916114116p:plain

AWS マネージメントコンソールへログインし、
Cloud Formationのスタックの作成画面が表示されたら、
テンプレートのURLをブラウザで指定しyamlファイルをダウンロードします。

f:id:In-houseSE:20210916114317p:plain

URL:https://s3.amazonaws.com/amazon-fsx/workshop/windows-file-server/templates/fsx-windows-od-workshop.yaml

ダウンロードしたらファイルをエディタソフトで編集します。
InstanceTypeはデフォルトm5.largeのため、t2.micro(無料枠)に変更します。
また、FSxのストレージ容量のデフォルト指定は、5120GBのため、
実行要件で最低の2000GBを指定します。

補足:20GBを指定しましたが、CloudFromation実行後に、
最低2TB指定してくださいとありました。

~上記略~
Parameters:
  AvailabilityZones:
    Description: Select two (2) Availability Zones (AZ). One public subnet and one private subnet will be created in each AZ.
    Type: List<AWS::EC2::AvailabilityZone::Name>
  InstanceType:
    AllowedValues:
    - t2.micro
    Default: t2.micro
    Type: String
  KeyPair:
    Type: AWS::EC2::KeyPair::KeyName
  VpcCidr:
    AllowedValues: 
    - 10.0.0.0/16
    - 173.31.0.0/16
    - 192.168.0.0/16
    Default: 10.0.0.0/16
    Description: Select the private IPv4 CIDR for the VPC.
    Type: String
~中略~
  WindowsFileSystem:
    Type: AWS::FSx::FileSystem
    Properties:
      FileSystemType: WINDOWS
      StorageCapacity: 2000
      StorageType: HDD
      SubnetIds:
        - !Ref PrivateSubnet0
        - !Ref PrivateSubnet1
      SecurityGroupIds:
        - !Ref FileSystemSecurityGroup
      Tags:
        - Key: Name
          Value: MAZ
以下略

変更終了後、CloudFromationの画面へ移動後に、
テンプレートファイルのアップロードを選択し先程更新したyamlファイルをアップロードします。

f:id:In-houseSE:20210916114848p:plain

スタックの名称は任意で記載します。
なお、パラメータの指定は以下にします。

VPC CIDR:パブリックのCIDR
Availability Zone:2つ設定
Instance Type:先程更新したt2.micro
Key pair:便宜上表示してませんが、指定します。

AZの指定は2つ指定します。

f:id:In-houseSE:20210916115056p:plain

スタックオプション

Nameタグはあった方がよいのですが、
動作確認が主目的になるため指定なしで問題ありません。

f:id:In-houseSE:20210916115336p:plain

詳細オプション

特に指定なしで問題ないため、次へをクリック

f:id:In-houseSE:20210916115448p:plain

IAMリソースが作成されることを承認にチェックを入れて、
スタックの作成をクリック

スタックの情報より、ステータスがCREATE_COMPLETEと表示されていることを確認します。 f:id:In-houseSE:20210916125447p:plain

cf)動作確認したら、CloudFormationから削除を実施すると作成したリソースがすべて削除されます。

f:id:In-houseSE:20210916132514p:plain