おっさん社内SEエンジニアの勉強ブログ

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SAA学習-サーバレス-SESの概要

今回のテーマ:SESの概要

概要

Amazon Simple Email Service(SES)は、
フルマネージド型/サーバレス型のコスト効率に優れたEメールサービスとなります。
要点は以下のようなものがあります。

  • スケーラブルな構成で信頼性が高いマネージド型
  • メール送信:トランザクションメールなどの高品質なコンテンツを顧客に送信可能
  • メール受信:受信したメールをトリガーにS3やLambdaなどを起動可能
  • バウンス処理:メールが送れなかった場合の処理を規定

SESのメール送信方法

メールサーバーとして利用するだけではなく、
アプリケーションから自動でメール送信や連携処理が利用可能です。
送信方法は以下の項目は以下があります。

HTTP REST API

  • SendEmail API:From/To/Subject/Bodyだけ用意すればSES型でメッセージを生成し送信
  • RendRawEmail API:メッセージ全体をアプリケーション側で生成し送信
  • 認証:AWSアクセスキーとシークレットアクセスキーを使用

SMTPエンドポイント

  • 生成済みEmailメッセージを受け取ってSESのSMTPエンドポイント経由しメールを送信
  • SMTPを前提としたアプリケーションから直セス利用する場合利用
  • 利用ポート
    -25(SMTP)
    -465(SMTP over SSL)
    -587(Message Submission)
  • TLS(Transport Layer Security)が必要
  • 認証:専用IAMユーザを作成しそのクレデンシャルを使用

SESのメール受信

SESのメール通知を利用してS3やLambdaなどと連携が可能です。
連携時の概略図は以下のようになります。

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SES利用準備

事前にドメイン登録やAWS上で利用できるメールとするため、利用申請が必要となります。
AWS側に申請を通すリードタイムがあるため、利用する際は計画し事前対応をします。

今回のテーマは以上です。