SAA学習-信頼性設計-ELBによる冗長構成
今回のテーマ:ELBによる冗長構成
今回の構成
- VPCの作成
- ELBの作成
- バランシング設定
実際の手順(VPCの作成)
- パブリックとプライベートを持つVPCで、VPC名は任意で記載し、CIDRブロックはAZを含め値を確認し、Elastic IPを作成済みの状態で、VPCの作成をクリック(作成完了するまで数分かかります。またNATGWを作成済みでElastic IPを指定すると作成に失敗します。)
- VPCの作成が完了したら、OKをクリック
- マネージドコンソール-VPC-VIRTUAL PRAVATE CLOUD-サブネットの順に選択し、サブネットを作成をクリック(AZ1-c用のパブリックとプライベートサブネットを作成するため)
- VPCIDは作成したVPCを指定し、サブネット名はパブリック/プライベート-1cと記入とCIDRは指定の値を記入し、サブネットを作成をクリック(パブリック-1c用のサブネット作成分となります。)
パブリックサブネット-1c
プライベートサブネット-1c
- マネージドコンソール-VPC-VIRTUAL PRAVATE CLOUD-ルートテーブルの順に選択し、ルーティングの設定を確認
パブリック用のルートテーブル
- ルートにインターネットGWへのターゲットが指定を確認
- サブネットの関連付けでパブリック用のサブネットが2つ指定を確認
プライベート用のルートテーブル
- ルートにNATGWへのターゲットが指定を確認
- サブネットの関連付けでプライベート用のサブネットが2つ指定を確認
パブリックサブネット側のみインスタンス作成時に、自動IPの割りあえてを有効化します。
- マネージドコンソール-VPC-VIRTUAL PRAVATE CLOUD-サブネット-有効にするサブネットを指定後、アクション-自動割りあえてIP設定の変更をクリック
- パブリックIPv4アドレスの自動割りあえてを有効にするにチェックを入れ、保存をクリック
実際の手順(EC2の作成)
実際の手順は過去作成した記事リンクをご参照頂ければ幸いです。(講義ではS3バケットを作成後にindexファイルを取得なりますが、ユーザーデータのみで実装した場合になります。)
過去記事:
作成するポイントは以下2点となります。
- EC2を1台パブリックサブネット-1aに作成
- 作成したEC2のスナップショットを活用し、イメージ化しパブリックサブネット-1cで構築
- 動作確認のため、index.htmlファイルに対し各AZ単位で更新します。
実際の手順(ELB)
- ロードバランサーの種類はApplication Load Balancerを選択するため、作成をクリック(黄色のマーカーの箇所になります。)
- ロードバランサー名は任意のものを記載し、スキームはパブリック向けの場合はインターネット向けと選択(プライベート向けの場合は内部を選択)
- AZは作成したVPCを指定し、AZはパブリック-1aとパブリック-1cの2つを選択
- 残りの設定はデフォルトのままで、次の手順:セキュリティ設定の構成をクリック
- HTTPSをリスナーに指定していない場合、次の手順:セキュリティグループの設定をクリック
- SGはインスタンスに割りあえてをしているSGを選択し、次の設定:ルーティングの設定をクリック
- ターゲットグループ名は任意で記入し、種別はインスタンスを指定
- ロードバランサーの作成前の状態を確認し、問題がなければ作成をクリック
実際の手順(ELBの動作確認)
- 作成したELBを選択し、DNS名をコピーします。
- コピーしたDNS名をブラウザで実行
パブリック1a向き
パブリック1c向き
- ロードバランサーの正常性確認は、ターゲットグループのtargetより確認
- 1c側のインスタンスを停止後、ステータスの変化を確認
- WEBサイトの正常性確認
- 1c側のインスタンスを起動後、ステータスの変化を確認
今回のテーマは以上です。
cf)導入時での試験項目にELBの切り替えを行いサービスが継続できるかなどの試験項目に挙げて確認をします。