SAA学習-VPC-VPCの構築(パブリックサブネット/プライベートサブネット)
今回のテーマ:VPCの構築(パブリックサブネット/プライベートサブネット)
概要
任意のネットワークを構成し実装する際に必要となります。
プライベートサブネットからインターネット接続を利用できるようにするために、NATゲートウェイ(有料)が必要となります。
VPCの構築
作成する概要図
- 事前準備(ElasticIPの割り付け)
- VPCと接続する際に外部接続を許可するElasticIPの作成
- VPCと接続する際に外部接続を許可するElasticIPの作成
cf)ElasticIPの料金について:
- ElasticIPは作成し使用するなら料金が発生しない
- ElasticIPは作成し未使用なら料金が発生する
実際の手順(VPCの作成)
- デフォルトのままで割りあてをクリック
- 新規に使用できるElastic IPを確認後VPCの作成を行います。
- 今回はパブリックとプライベートの両方を作成するため、
「パブリックとプライベートサブネットを持つVPC」を選択し、選択ボタンをクリック
- 必要な設定値や設置場所を指定し、VPCの作成をクリック
- VPC名:任意の値
- パブリックサブネットのAZ:ap-northeast-1a
- Elastic IPの割りあえてはこの用途に作成したものを関連付けます。
- Elastic IPの選択
パブリックサブネットの概要
パブリックサブネットは、インターネットに接続する際、作成します。
その際、ルートテーブルにインターネットゲートウェイを設定します。
パブリックサブネット作成時のルーティング構成
実装時の概略図は以下のようになります。 なお、費用が発生するため、先程作成したVPCで生成したNATGWの削除とElasticIPの開放をしておきます。
実際の手順(パブリックサブネットの作成)
- マネジメントコンソール-VPC-VIRTUAL PRAVATE CLOUD-サブネットの順に選択し、サブネットを作成をクリック
- 実装したいVPCを選択し、サブネットの設定で必要な項目を記入後、サブネットを作成をクリック
- 作成後ルートテーブルのタグをクリックし、ルートテーブルの関連付けを編集をクリック
- ターゲットがNATGWを使用しているため、インターネットゲートに抜けられるように別のルートテーブル変更し、保存をクリック
変更前:
変更後:
今回のテーマは以上となります。
cf)復習コラム
プライベートサブネット関連
- オフィスや家などで管理されているIPアドレスをプライベートアドレス
- インターネットの世界で管理されているIPアドレスをグローバルアドレス
- NATとはプライベートアドレスとグローバルアドレスを1対1で変換する技術
- IPマスカレードは複数のプライベートIPをポートを分けて1つのグローバルIPへ変換する技術
AWSでプライベートサブネットを実装する場合の要点
- プライベートサブネットから返信トラフィックをインターネット経由で受診するため、NATゲートを介する必要がある。
- インターネット経由でNATゲートウェイを介する場合、パブリックサブネットにNATゲートウェイを設置
※先程作成していたNATゲートウェイ並びにElasticIPが残っている場合、そちらを活用してください。